男性と女性の脱毛症のタイプは違いますが・・・

 

薄毛や抜け毛などの髪の悩みを抱えている男性は大勢いらっしゃいますが、男性だけでなく女性も結構多くいらっしゃいます。

ですが、女性の悩みは男性と違い、遺伝的な要因は少ないと言われています。

男性が薄毛になったり、多量の抜け毛が発生するなどの脱毛症状は、AGAと呼ばれる「男性型脱毛症」がほとんどで遺伝的な要因が大きく影響しています。

それに対して女性の場合は、睡眠不足が続いたり、栄養バランスが偏った食事などの乱れた生活習慣や、ストレス、間違ったヘアケア、喫煙などが要因となり、最も多いのが「びまん性脱毛症」というタイプです。

その他に、女性が出産した後に多量の抜け毛が発生する「分娩後脱毛症」というタイプがありますが、これは妊娠によって女性ホルモンのバランスの著しい変動のために起こる症状ですが、出産後、約一年から一年半ほどで、自然と改善されるようになります。

そして、脱毛が進行するパターンも異なり、男性は額の生え際が後退したり、頭頂部が薄くなる、あるいは、生え際と頭頂部が同時に進行するなどのパターンがありますが、女性は男性のように特定の部位が薄くなるということはなく、頭髪全体が平均して薄くなるというパターンになります。

また、遺伝的な要因が大きい男性型脱毛症に対して、女性の脱毛症は、生活習慣を改善して正しいヘアケアを施せば比較的治療しやすいと言われています。

しかし、男女共、薄毛や抜け毛を予防するために、日頃のヘアケアで頭皮環境を整えることを十分に意識しなければなりません。

頭皮と髪の毛の関係は、土壌と植物の関係に例えることができます。

栄養素が豊富で肥沃な土壌には、立派な植物が育つように、栄養素や酸素が十分に行き渡っている頭皮には、元気でイキイキとした髪が育ちます。

逆に、栄養が無く痩せた土壌には、ひ弱な植物しか育たないように、頭皮環境の悪い状態では、健康的な髪は育ちません。

このように健康的で元気な髪を維持するには、しっかりと栄養素と酸素が行き渡るような頭皮環境を整えることが必要というわけです。

もし、余分な皮脂などで汚れていたり、皮脂で毛穴が塞がれていたり、頭皮が乾燥していたり、フケが多かったりする場合は、健康的な髪が育つ頭皮環境とは言えません。

また、日頃、洗髪に使用しているシャンプー剤やリンス、コンディショナーなどの中には、洗浄力が強くて洗い上がりはいいけど、頭皮に負担がかかり、トラブルを起こしやすい成分が含まれているものが多く存在するので注意が必要です。

ちなみに、最近は、「育毛」「薬用」などと名のついたシャンプー剤が多く市販されており、このシャンプー剤を使えば、いかにも髪が生えてきそうな印象を与えていますが、育毛成分は全く含まれていないので育毛効果は期待できません。